ペギオが教えてくれること♪
生きていることの科学 生命・意識のマテリアル (講談社現代新書)
- 作者: 郡司ペギオ-幸夫
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/06/21
- メディア: 新書
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この人の本を読むといつも思う。
そうそう、こういうことを言いたいんだよ。
でも説明しろって言われても現時点ではなかなか難しい。
それがとても歯がゆい。
同時に、
便利なショートカットを色々覚えてきたことで
自分の思考が少しづつ家畜化していることにも気づかされる。
気が狂う寸前まで考えることは気が狂うほど楽しい。
そしてそれは働くことやご飯を食べることやものを作ることや人と話すことなんかと
全く異なるものではなくて、それが違うものだなんて思った瞬間に
どんな思考も横暴になっていく。
10ページに1回は笑いが止まらなくなったりしながら、
そんなことを痛感する。
つまるところ、
ペギオの言(や)ってるようなことが本当はとても倫理的なことなんだと思う。
倫理の教科書なんかには絶対のらないだろうけどね。