メモ(ANTについて)

ANT:ActorNetworkThoryへの罵詈雑言(=問題点抽出)




「無限かつ有限なのは神話素としてのネットワークです。あなたの分析ではありません。」


「真理値付与、対象まかせでどうする。このテクノロジーの小判鮫(Actor Follower)が」


「モノもアクターつったってヒト投影してるだけじゃんよ」*1

*1:むしろ、何故、あるいはいかなるときにモノをアクターとみなすことが可能とされるのかが問題。←追記(07/6/7):後で振り返ると上記の記述は誤解を招きやすい。「人間ではないもの」との関係性を分析の中核に組み込むことが「人間なるもの」の動態を理解する上で不可欠であるという点では、ANTの見解に同意するし少なくない影響を受けている。ただし、「人間と非・人間を同時にアクターとして捉える」とした時に、どこかで「人間なるもの」の側にひきつけて「人間ではないもの」を理解することになっていないか。あるいは、両者が共有しているややせまい領域(面白くない意味での動物的ないし機械的特性)に視角を限定する結果になっていないか、という点でANTには疑問が残るということがここで言いたかったこと。ANTについては、近いうちに本ブログ上で詳細な検討を行う予定。